|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
従来のインプラント治療では、抜歯してからおよそ2〜6ヶ月の治療期間を待って骨が再生してから、インプラント手術を行っていましたが、この方法では、「抜歯後、骨が吸収してしまい手術が難しくなる」「治療期間が長くなり、精神的・肉体的負担が大きい」などが問題視されていました。
これらの問題を改善するために、歯を抜くと同時に、その穴にインプラントを埋入する治療法があります。これが抜歯即時インプラントです。
従来では把握できなかった骨密度の状態が3次元CTスキャンにより可能になり、1回の来院でインプラントの埋入が可能になりました。これにより手術当日から快適に食事を楽しめるようになりました |
|
|
|
|
|
|
|
|
利点 |
・ |
外科手術の回数の減少 |
・ |
治療期間の短縮(通院回数の減少) |
・ |
既存の顎の骨を最適な形で利用できる |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
欠点 |
・ |
骨の形態によって、インプラント埋入・固定が困難な場合がある。 |
・ |
歯肉を適合させるのに不足する場合がある。 |
・ |
状況により、追加の手術が必要な場合がある。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
従来、インプラント埋入の際に、埋入するインプラント前後2〜3cmから埋入する本数によっては10cm近く切開し、骨を完全に露出させて手術を実施する方法が主流でした。しかし、近年歯科医療業界では最先端の手技を用いて、患者様の精神的・肉体的負担を軽減させる動きが高まってきています。
そこで当クリニックのインプラント治療では3次元CTスキャンを導入し、従来のレントゲンでは不可能だった骨密度、神経までの距離などが完全に把握することができ、より正確かつ安全なインプラント治療を実現させることができました。これにより骨を露出させることなく、インプラント埋入部位の歯肉のパンチングのみで非切開による埋入法が可能になりました。 |
|
|
|
|
|
|
上顎の歯を失って、インプラントを考える場合、問題となる解剖学的な問題として、上顎洞の位置、洞底粘膜の肥厚の程度、骨質があげられます。 |
|
|
上顎洞とは |
|
上顎骨の内部にある大きな空洞で、鼻腔の機能を補助するところ、すなわち |
|
|
吸った空気を温め湿り気を与える |
|
|
|
発音(声)の共鳴による音響効果 |
|
|
|
香りをしばらく鼻の中に留める |
|
|
|
その他、空気圧の調整や骨の軽量化 |
|
|
に貢献していると言われています。この空洞は様々な要因がきっかけとなり、拡大する傾向を持っています。さらに、歯がなくなると歯槽骨も吸収しますので、上顎においては歯槽骨側と上顎洞側から骨吸収が進行することも少なくないのです。 |
|
|
オステオトームテクニックとは |
|
膨らんできた上顎洞に移植骨や骨補填材、最近ではインプラント本体の一部を挿入して、上顎洞の底部分を押し上げる技術が開発されました。これがオステオトームテクニック(垂直的なサイナスリフト)です。 |
|
|
|
|
歯が揃っているときの上顎骨 |
|
|
|
1. |
歯が無くなると、歯槽骨の吸収が進行します。上顎の場含は、上顎洞の拡大も進行する可能性もあり、歯槽骨はさらに薄くなります。 |
|
|
|
|
2. |
歯槽骨の骨量が少なくなると、必要なインプラントが埋入できなくなリます。
|
|
|
|
|
3. |
歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に移植骨や骨補填材を填入します。このとき、インプラントを同時に埋入する場合と、インプラントは骨の造成が完了してから行う場合とがあります。骨があまリにも薄い場含は、インプラントの固定ができないので、後者の方法を選択します。
|
|
|
|
|
4. |
インプラントが生着したら、人工の歯(上部構造)を製作し装着します。
|
|
|
|
|
|
|
|
従来、インプラントしたい部位の骨の厚みや高さは十分でも幅が不足している場合は、インプラントが不可能でした。
このような症例に対して行われる手法に「リッジエキスパンジョン」というものがあります。この方法はインプラントを埋入する部位の不足している骨の幅を広げる手法です。
当院では、高精度のスクリュー形状を有したスプリットコントロールいう器具を用いて、無理と無駄のない骨のスプレッティング(圧し拡げ)とコンデンシング(圧縮)をおこない、インプラント窩を段階的な圧縮・拡大・形成してから、インプラントの埋入を可能にしています。 |
|